クラウドウォッチ

クラウドコンピューティングとは?のシンプルな答え

2009年09月16日

クラウドコンピューティングの本を書いているのですが、今頃になってひとつのことに気づきました。

クラウドコンピューティングとは?についてのシンプルな答えです。

「コンピューターリソースの効率化」これが私がたどり着いた答え。

 

雲の中からうんちゃら~とか、わかってる人にはわかるけど、わからない人にはさっぱりわかりません。

結局なんでそんなことをするのかとか、なんでそんなものが今注目されてるのかとか筋が通らない気がしていた。

 

弊社でもGoogle Appsを2年半、Amazon EC2/S3を2年使ってきたのは、費用や手間や無駄なものを省きたかったから。

サービスを提供している側も無駄なものを徹底的に省いていった今の段階での究極の形がクラウドコンピューティングなんだと思う。

コンテナサーバにするのも、工場で建物ごと作るのは、現地で作るよりも無駄を省けるから。

エアコンを使わないのも、エアコン分の電気代って何とかならないかな~ってことで、水を使おうとか寒冷地に持っていって外気を使おうと無駄を省いていっただけ。

SaaSだって、1社ごとに同じシステム作るのって無駄じゃない?→共通化しよう→一元管理しようという効率化。PaaSもIaaS同じ。

効率化をしていった人たちがみんな大体同じことを考えて、SaaSやPaaSやIaaSに行き着いた。

決してSaaSをしようと思ってSaaSをしてるのではなく、効率化をしていったら、まわりからSaaSと呼ばれたということ。

これからももっともっと新しいサービスが出てくるだろうけど、今ある無駄だな~ってことを効率化していったものだろう。

 

だから、クラウドコンピューティングとは?についての、シンプルな答えは「効率化」

これを知ってからいろんな概念についての情報を入れていくととってもすっきりする気がする。

 

ちなみに、そう考えると、日本がクラウドコンピューティングで遅れているのも、納得できた。

それは日本人は効率化が苦手だから。請求書だ、稟議だ、社内調整だ、手厚いサポートだって無駄が多いものを常に求めているし、感覚としてそうなっている。自分もそう。

 

Amazonに問い合わせをしたら、フォーラムでやってねって返事が来て、「個別に答えてくれたっていいじゃないか」と軽い苛立ちを感じたけど、自分自身もこのサイトのサポートで同じことを考える。個別に答えていっても他の人のためにならないんだよな~って。せめて答えたら他の人にも見れるようにしないと、同じことを何回もして無駄だよなと。まさにこれも「効率化」。自分自身でサポートもしていたから気づけたけど、普通の人は苛立つところでとまってしまうかも。「Amazonはサポートしてくれない」とか言いたくなる気持ちがめちゃくちゃわかる。

でも違う。効率的に、みんなのためを思ったら、確かにフォーラムに行きつく。

質問しないでも過去ログで疑問が解決することが多々ある。めぐりめぐって自分のためになる。

目先の自分のことだけ考えてたけど、それが効率化の妨げになっていることに気づいた。

 

ほしいものがトマトだってわかっていたら、トマトを売ればいいものを、トマトを包む包装紙をどうするかとか、ポイントカードはつかないの?レシピを教えてくれないとわかんないよって言っているのと同じような気がする。

それが悪いってことでない。今はまだ生のトマトの競争だけど、次の競争は付加価値になるだろうからそこは日本が得意なところで世界と戦えると信じている。

どう?

Tags:クラウド全般

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